こんにちは、エンジニアリング事業本部設計部設計課の五反田賢治です。

設計部設計課の業務はパイプライン設計、プラント設計、再開発事業と多岐にわたりますが、私が関わることの多い業務内容について一部ご紹介させていただきます。

 


こちらはとある燃料配管の輸送能力を増強させるためのポンプ設備を設計した図面の一部になります。この設計で取り扱う配管の口径は24B~3/4B(600mm~20mm)と幅広く、件名によっては様々な流体の配管を設計することになり、レイアウトを考えることに苦労します。

 

図面の作成だけでなく、各種強度計算も行っており、こちらは配管の強度検討をするために『AutoPipe』と呼ばれる配管解析ソフトを使用したものになります。他に配管サポートや架構、基礎といった設計及び強度計算も行います。

 


こちらは前述の配管架構についてフレーム解析を行ったものです。簡単な形状のものはExcel等を使用して強度計算をしますが、複雑な形状のものはこのように解析ソフトを使用して強度検討・評価をします。

他の部署と比べて設計上必要な知識が非常に多く、同じ設計がほとんど無いため苦労することが多々あります。しかし、自分が設計したものが実際に運用されている様子を直接見られるのは他では味わえない達成感と何故この部分を上手く設計できなかったのだろうといった反省があり、次はもっといい設計をしよう!とういうようなやりがいに繋がっていきます。