こんにちは。東部事業所 製図課の小野寺です。
段々と日が長くなり春が待ち遠しい季節になりますね。

突然ですが、皆さんはGoogleのストリートビューを使ったことありますか?
初めて行く場所の下見や世界中の様々な場所を見ることができる便利なツールですよね。

東部事業所製図課では、Google ストリートビューの屋内版のようなものを作成しています。

360度全体が撮影可能なGoPro Fusionという全天球カメラを使い、屋内を撮影します。

このカメラは何といっても手のひらサイズほどの大きさのため、建物内の人が入れないような場所まで撮影することができます。撮影した360度画像はこのようになります。

撮影した写真は、バーチャルツアーを作成するソフトを使用し写真を繋ぎ合わせます。自分の見たい場所に移動することができ、細かい場所まで見ることが可能です。

さて、このデータを使って何をするかというと、建物内の配管ルートを検討する資料として利用されます。大きな工場や病院などの建物内には、多くの配管が敷き詰められており、新たな配管をするにあたり、既にある管を避けて設計していかなければなりません。このデータを利用することで、現場調査に行っていない人でも写真や図面だけではイメージしづらい場所も把握できます。

私たちの事業所では、都内東部エリアを範囲とする都市ガスに関わる業務を行っています。既存の業務のみならず、今回紹介したような新規事業にも会社全体で挑戦し始めています。普段の業務で経験のないことに取り組んでいるため、慣れないうちは大変ですが、仕事の幅が広がりやりがいに繋がります。